デッドライジング買ったー。

申し込んではいたが、連絡も無しに突然奨学金の支給が開始されたようで、通帳に2ヶ月分80000円が振り込まれていた。一気に80000円とか来られてちょっとおっかなビックリのオイラは、通帳の残金全部握りしめてMac miniを見に行ったが踏ん切りが付かず、デッドラでごまかしたのだった。

さて、ゲーム内容の方ですけど、噂に違わぬおもしろさですな。ゾンビ映画が余り普及していない日本では売れ筋路線から外れる気もするが、最近やたらとGEOのレンタル履歴がホラーで埋め尽くされている自分にとってはまさに垂涎。首ちょんぱでギャハハハ笑える人間のみが堪能できるミリオン作品ですね。パッケージの正面中央というかなり目立つところに

当ゲームはジョージ・A・ロメロ監督のDAWN OF THE DEAD(邦題:ゾンビ)の権利者または制作者により開発、承認、ライセンスされたものではありません。

との表記があるが、まあ完全なオマージュだよねぇ。逆に、ゾンビ映画界はオマージュとかが重要なんだから"ジョージ・A・ロメロに捧ぐ"とでも書いておけばいいと思うのだが、利権ってむずかしい。
さてさて、日本人の何人がジョージ・A・ロメロ監督を知っているのかわからんが、ゾンビ映画界の中では神の中の神であり、ただの死体が人を喰らう映画と思われているゾンビ映画を、"本当に怖いのはゾンビなどよりも人間"という様々な風刺で名作に昇華させている巨匠なわけだ。そんなロメロ監督の代表作の一つであるDAWN OF THE DEADの舞台がショッピング・モールであり、それのオマージュとして作られているのがデッド・ライジング。中身にもゾンビへの愛が溢れていますね。ゾンビは犬に興味を示さないとか、プロパンガスで集団まとめて吹っ飛ばすとか、ニヤニヤするところが多すぎる。
惜しむらくは、ゲームという特性上、"ゾンビにドアを突破された区画は放棄するしかない"という焦燥感が無いので、ゾンビに追い込まれる恐怖が薄いところだろうか?