新海誠監督最新作『秒速5センチメートル』観てきました。

今日1日は終日自由行動だったので、秒速5センチメートルを観てきました。これは、全国で渋谷のライズXのみというHDデジタル版が今月末まで上映されたことをうけての鑑賞となる。ちなみに3ヶ月前東京に行ったときも学会の合間を縫って、通常版の秒速5センチメートルを同じビル内で観ているオイラ。どんだけ〜。
まず前回の話からしますと、ストーリー追うのが精一杯だったのと、3章目の構成が「このままエンディングなのか、演出の一部なのか」で迷いながら観てしまった(観た方にはわかってもらえると思う)ので、少し不完全燃焼だったのだ。そんなわけで、今回は劇場版の山崎まさよしOne more time, One more chance』を購入して聞き込むという下準備まで整えての2回目だったので非常に充実した2回目となった。特に本作はいつも以上に新海誠監督の『演出』特化な部分があり、細やかなギミックにまで目を向けられたので、非常に楽しめた。(もちろん、来月発売のDVDを飽きるほどまた観るんだろうけどね)
そしてさらにHDデジタル版ということで、元々Macで全て作ったデジタルデータである新海作品を、最小限の情報損失により享受出来た。いやー、もう、これが圧巻。本当にきめ細やかな画面作りをしてある作品なので、情報量増えると感動が段違いなのな。美しいというシーンが本当に美しくて背筋がゾクッとするんだから、HDの威力は通常の3倍なんてもんじゃなかった。あれなら確かに、Blue-rayなどの次世代ディスクの存在価値は出てくるやね。
あー、逆にDVD程度じゃ見たくなくなったなぁ。色味的に液晶ディスプレイで見る感じでもないし、DVD買うの萎えてしまうほどHDデジタル版よかった。(いや、まあ買うんだけどね)